中国製プレハブハウスってだいじょうぶ?

単刀直入に申し上げますと、加工しないと「だいじょうぶでは、ありません」が答えです。特に沖縄ではすぐに錆びます。それで、中国製プレハブハウスをそのまま使うことはお勧めしません。しかしながら、防水、防錆、窓枠やドア枠の補強、天井や床材に日本で調達するものを加えることによって、何十年も持つ立派なタイニーハウスを作ることは可能です。

私はこれまでいろいろな中国貿易を行ってきましたが、とにかくその質の悪さで頭を痛めることがありました。

ただ、それは安すぎるのを買うからです。中国製でもそれなりの値段のものを買えば、十分クオリティーの高いものを手にすることができます。たとえば私は現在、Xiaomi13T Proというスマホを使っていますが、優れた機種です。サクサク動くし、カメラの性能もすばらしい。神ジューデンと呼ばれていて、充電は数十分で完了。これまでに、iPhoneやSharpのAquosを使ったことがありますが、この中華スマホの方がコスパ最強という点では勝っていると感じます。

日本も1970年代は Made in Japan = “チープ”として、特にアメリカでは思われていました。50歳以上のアメリカ人に尋ねてみると、みんな口をそろえて、「そうそう昔はチープだったよね」と言います。それが徐々に80年代、そして90年代に入り、日本の車や電化製品が世界に広がるにつれて、Made in Japan = “壊れない、クオリティー高い”という評判に変化しました。

格安プレハブも10年程前は塗装などが著しく頼りなく、すぐに錆びましたが、最近は粉体塗装(パウダーコーティング)を施したり、屋根材もガルバ製で錆びにくくなり、改善されています。とはいうものの、まだまだ日本のプレハブメーカーのものと比べれば質は劣るので、加工が必要となります。加工は意外と簡単で、DIYでしっかり対処すれば立派なタイニーハウスに変身するのです。それにかかる時間や費用を考えても、日本のプレハブメーカーのものより安く建てることができますし、カスタマイズする喜びも経験できます。

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