今年最初の収穫と初めての出荷
今年の梅雨は100年に一度といわれるほどの大雨となり、沖縄県各地で連日警報が出されました。特に土砂崩れが多くの被害をもたらしましたが、梅雨前に心配されていた水不足は一気に解消されました。
当ファームでも水たまりができ、作業を一度するだけで作業着が泥だらけになりました。洗濯機に放り投げるだけでは泥は取れず、毎回ブラシで泥を落としてから洗濯する必要がありました。幸いにも、うちは基本的に鉢植えにしているため、ドラゴンフルーツは水が多くても根腐れすることなく、無事に実をつけてくれました。
今年最初の収穫
出荷できない小ぶりも多かったが、意外と大きいのも収穫できた。
こちらは623g
今のところ、最大の723g!
1kg1,400円で計算すると税込みで1,089円。売れるだろうか….
中も真っ赤でジューシー
500g前後のものを一つずつ梱包。事前に用意したシールもつける。
実際に店頭に並べる
出荷先は農協ではなく、恩納村の産直市場、「おんなの駅なかゆくい市場」で実際に売れるとEメールで売上報告を通知してくれる。
なんと二日で完売!
しかし、ドラゴンフルーツの農家としてやっていくためには、専業の場合、年間最低でも500万円の売り上げが必要です。そこから経費を差し引くと、500万円でも厳しい状況です。収穫期の一日の売り上げが1万円では、とても生活を維持することはできません。
今回初めての出荷を経験することで、どの規模の畑で何本の苗を植えれば十分な収益が得られるのか、その計算に必要な情報を得ることができました。これから、その情報を基に計算を行う予定です。